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ビットコインの長期チャートの見方【2.テクニカル分析編】

投資・取引 2017.08.20

ビットコインチャートの見方について

日頃、チャートを見ながら売買されている方は違和感を感じないと思いますが、投資初心者の方はチャートを見ていると次の様に感じる方も多いのではないでしょうか?
・このチャートの形状は過去に見たことがある
・同じような形のローソク足を何回も見た
・このチャートのパターンになるといつも上昇(下落)傾向になる

チャートを読み解くうえで大事なことは、もちろん基礎用語やチャートの見方を学習することも重要ですが、「過去のチャートパターンに注目し、そのパターンを覚える」ことが最も重要です。
ビットコイン、仮想通貨はボラティリティ(価格の変動性)が大きいため、数時間経過しただけで急な値上がり、値下がりを繰り返すのは日常茶飯事です。
ボラティリティが大きいということは、変動幅を活かしてトレードで稼ぐ大きなチャンスがあるということです。
ビットコイン(bitcoin)レートのチャートの見方【1.基礎編】 ではローソク足やチャートの基礎をご紹介しましたが、こちらではチャートのパターンを読み解く上で必要な「テクニカル分析」について説明させて頂きます。

以下、対象読者になります。
・基本的なチャートの見方は分かるが、トレンドや売買して良いタイミングが分からない方
・実際のチャートを見ながら売買できるタイミングを学びたい方
・トレンド分析を学びたい方
・チャートを予測して見れるようになりたい方

テクニカル分析とは

テクニカル分析はビットコインや株式為替などの取引市場で、過去に発生した価格や市場の値動き、取引実績の時系列パターンから、将来の値動きを予想・分析しようとする手法のことです。
投資初心者の方にとっては少しハードルが高い印象を持たれるかもしれませんが、冒頭でも申し上げた通り、パターンさえ予測してしまえば値動きも予測しやすくなります。

●テクニカル分析を習得してできること

テクニカル分析を抑えておくことで以下のようなことができるようになります。

1.トレンド(流れ、方向性)がわかる
2.売買タイミングがわかる

市場の流れ、方向性を読みよき、どのタイミングでどれだけ売買するかは投資において非常に重要なスキルです。

では、実際にこのトレンドや売買のタイミングを見るのに必要な「トレンド分析」と呼ばれる指標について深堀りしていきます。

トレンド分析とは

●トレンドの種類

トレンドの種類には「上昇トレンド」と「下降トレンド」があります。
上昇トレンドは高値が切り上がり、安値もまた切り上がっている状態を言い、下降トレンドは安値が切り下がり、高値もまた切り下がっている状態のことを指します。

上昇トレンド 下降トレンド

どちらのトレンドも山や谷を作りながらチャートを表しております。

●トレンドの期間

トレンドを期間で分けると短期、中期、長期トレンドと3つに分けることが出来ます。
下の図を参考に各トレンドの基本的な見方を見ていきましょう。

①と⑦を結んだ場合:長期トレンドかつ上昇トレンド
②と③を結んだ場合:中期トレンドかつ下降トレンド
③と④を結んだ場合:短期トレンドかつ上昇トレンド
⑤と⑥を結んだ場合:中期トレンドかつ上昇トレンド
このように期間によってあらわすトレンドが異なることが分かります。

サポート・レジスタンスについて

トレンドには谷と山があり、それぞれ谷がサポート、山がレジスタンス、と言います。下の図は上昇トレンドと下降トレンドにおけるサポート・レジスタンスの基本的な例を表したものになります。

上昇トレンド 下降トレンド
特徴:レートが上下し、山(サポート)と谷(レジスタンス)を繰り返しながら、長いスパンで見ると上昇していく状態のこと。
上昇トレンドにおけるサポートは「買い」のチャンス
特徴:レートが上下し、山(サポート)と谷(レジスタンス)を繰り返しながら、長いスパンで見ると下降していく状態のこと。
下降トレンドにおけるレジスタンスは「売り」のチャンス

トレンドライン・チャネルラインについて

トレンドの種類やサポートやレジスタンスといったトレンド分析の基礎内容はご理解頂けたかと思います。
続いては、トレンド分析を行うための基本ツールである、トレンドライン・チャンネルラインについて学んでいきましょう。
このトレンドライン・チャネルラインを理解し使えることで、
・トレンドの方向性や将来予測
・トレンドの中の反落ポイント
・売買タイミングの感覚をつかめる

などが出来る様になります。

これが出来ることでレバレッジを効かせて取引をするときも、相場の流れをある程度予測し、リスクヘッジをしながら取引をすることが可能です。
それでは、トレンドライン・チャネルラインについてそれぞれ解説していきます。

●トレンドラインについて

トレンドラインは、ローソク足の高値同士または安値同士を結んで引く線のことです。安値同士を引いた右肩上がりの線を上昇トレンドライン、高値同士を引いた右肩下がりの線を下降トレンドラインといいます。別名、支持線とも呼ばれます。

1.上昇トレンドライン

上昇トレンドラインは、ローソク足の目立った二つ以上の安値をを結んで引くことでできるラインになります。下図をご覧ください。

◯で囲ってある目立った安値を結ぶようにラインを引いて、そのまま伸ばしていくと上昇トレンドラインになります。

2.下降トレンドライン

一方、下降トレンドラインは、2つ以上の高値を線で結ぶと引くことができます。上昇トレンドラインの反対です。下図をご覧ください。

◯で囲ってある目立った高値を結ぶようにラインを引いて、そのまま伸ばしていくと下降トレンドラインになります。

ここで二本のトレンドラインを組み合わせたのが、次のチャートになります。

トレンドラインが引いてあることで何も引いていないチャートよりも、現在のトレンドが掴みやすくなりました。
図のような相場の場合は、上昇トレンドが終わり、現在は下降トレンドにあることがわかります。

●トレンドラインを引くときのポイント

トレンドラインは現在のトレンドを把握し、相場の流れを把握することが一番の役割となります。
トレンドラインを引く際はサポートとレジスタンスに注目し、引いてみましょう。
具体的には、下記の様に線が引ければトレンドラインの有効性が担保されると言われています。
上昇トレンドライン:最低3つのサポートを結べる
下降トレンドライン:最低3つのレジスタンスを結べる

上昇トレンドを参考に、どのような状態が良いのか下の図をご覧下さい。

この上昇トレンドの場合、①-③-青色★を結べた時点でトレンドラインとしての役割を果たしています。
さらに黄色★が結べたことで将来的に上昇トレンドが続くことが強く予想できます。

このようにトレンドを引くときはサポートやレジスタンスに注目して引ける様になることで、相場の予測が容易になります。
ただし、絶対的な確約ではありませんのでトレンドの傾きが変わったり、急に上昇・下降する場合もありますので、十分に注意しましょう。

●チャネルラインについて

チャネルラインは、トレンドラインと平行に引いた反対側に引いたラインのことです。つまり上昇トレンドでは波動の上に描き、下降トレンドでは波動の下に描きます。下の図をご覧下さい。

ローソク足の安値同士を結んだトレンドラインと、それと平行にラインをローソク足の高値側に移動させたチャネルラインがあります。
チャネルラインは別名、抵抗線とも呼ばれ、具体的には、チャネルラインは以下の3つの視点で見て、相場を判断します。
・チャネルラインの長さ:長いほど支持/抵抗の力が強く、ブレイク(一定の水準を上抜け、下抜ける状態)後の反動も大きい。
・チャネルラインの角度:角度が急なほどトレンドの力が強いが短くなる。
・チャネルラインの値幅 :値幅が広いほど、そのトレンドは強く長く続く。

ビットコインの価格はトレンドラインとチャネルラインの二線間で値動きます。
もみあい(上昇するか下降するか全く見当が付かない状態)の場合はトレンドラインまで下がったら「買う」、チャネルラインまで上がったら「売る」という逆張り戦法が有効です。
例えば、
・上昇トレンドの場合:トレンドライン近辺で買い、チャネルライン近辺で売り抜ける
・下降トレンド場合:トレンドライン近辺で売り、チャネルライン近辺で買い戻す

というトレード手法です。

●チャネルラインで注意すべきこと

ローソク足がトレンドラインに接触後、反転せずにトレンドラインを抜いてしまった場合、トレンドが変わった可能性があるので見送るのが得策です。その際は、売買をストップさせ値動きを様子を見るのが無難です。
もし取引を再開させる場合は、相場がトレンドライン上に戻ってきたのを確認してから行うのが良いです。

以下のような、チャネルラインのブレイクには注意が必要です。
1.トレンドの初期、中期:大相場につながりやすい。
2.トレンドの終盤:天井(或いは底)が近いというサイン。
3.上昇トレンドにおいて加速した相場は天井を付けた後に暴落しやすい。

特に3の状態については、下の図が実際に過去に起きたチャートの典型的な例になります。

水色◯で囲った部分になりますが、上昇トレンド中に急に長い陽線が出現したことで天井になり、暴落となりました。
このとき、暴落になる前にビットコインを売り、下降トレンドが終わり再び上昇するタイミングで買い戻した方は大きな含み益を得たことになります。

このようにトレンドラインを・チャネルラインが引けて、値動きの予兆に気づけることでテクニカルな売買が可能になります。

テクニカル分析のまとめ

テクニカル分析の基本的な用語や事例を交えながら説明させて頂きました。
覚えることは多いですが、テクニカル分析を知っておくだけで投資の手段も増えますし、より短期間で大きな利益を出すことが可能になります。
今回はテクニカル分析の基本的な部分を説明しましたので、より具体的な実践編については次の機会にご紹介出来ればと思います。

以下、テクニカル分析編のまとめになります。
・テクニカル分析を習得することで、トレンド(流れ、方向性)がわかり、ビットコインの売買タイミングがわかるようになる
・値動きには上昇トレンドと下降トレンドがあり、トレンドの期間によって見方が変わる
・トレンドライン、チャネルラインが引けることで、相場の値動きの予兆がある程度読める様になる

チャートについてローソク足や移動平均線について学びたい方はビットコイン(bitcoin)レートのチャートの見方【1.基礎編】 から図で分かりやすく説明していますので、ぜひご覧下さい。

テクニカル分析について理解できた方は、実際にチャートのパターンについて覚える必要があります。
ローソク足の種類を覚えてビットコインの相場を読み解こう【3.チャートパターン編】からローソク足の種類を覚えて、具体的な上昇トレンド、下降トレンドについてパターンを覚えてしまいましょう。

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