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Bitcoin ETF(上場投資信託)とは?投資信託や株式投資との違いについて簡単解説

Bitcoin ETFについて

Bitcoin ETFは、ビットコインを投資対象に含んだ上場投資信託のことを言います。
ビットコインが上場企業と同じ扱いで投資ができるのか?と疑問を持つ方もいらっしゃるかと思います。
そもそもETFとは、「Exchange Traded Funds」の略で証券取引所に上場している投資信託を指し、証券取引所に上場しているので株の売買と同じように証券会社を通じて取引ができます。

Bitcoin ETFの将来性をご説明する前に、まずはETFの概要についてふれていきます。

投資信託とは投資家から集めたお金をひとつの資金としてまとめ、運用の専門化が株式や債券等に投資・運用する商品のことです。

●ETFのポイントまとめ

1.証券取引所で(Exchange)売買ができる(Traded)投資信託(Fund)のこと
2.市場全体に投資するので、個別の会社を知らなくても投資できる
3.日銀やプロの投資家も含めて、たくさんETFに投資している
4.日経平均、TOPIX(東証株価指数)、金、NYダウ平均株価、不動産、海外債券など種類が豊富でいろいろな物に投資することができる
5.リアルタイムで売買可能で、信託報酬が安い

ETFと株式投資の違いについて

ETFと株式投資の違いは、どこが違うのか考察してみました。株式投資は特定の会社への投資であるのに対して、TOPIX(東証株価指数)に連動するETFの場合、TOPIX(東証株価指数)の算出に採用されている東証一部上場企業に分散投資することができます。

例えば、TOYOTAやソニーのような東証一部上場企業の株は、証券取引所で売買されています。
ETFは株の代わりに、ETFという投資商品が上場しています。この上場した投資商品(ETF)が、証券取引所で売買されているといことになります。
ETFは、TOPIX(東証株価指数)、日経平均、金や原油の値動きなど市場全体にまとめて投資できるものが多いです。
特定の企業の業績などを把握せずとも、値動きが把握しやすいというのが大きなポイントになります。

ETFと投資信託の違いについて

ETFと投資信託の違いは、どこが違うのか考察してみました。大きく分けて3つあります。

1.最低購入金額が少し高い

投資信託は数千円から1万円で購入できますが、ETFは1万円から数万円が最低購入金額となっています。
ETFは銘柄ごとに口数が決められてますので、一口あたりの市場価格をかけ合わせたものが最低購入金額となります。
約70%の銘柄が最低投資金額2万円以下と手頃に買える銘柄も多いです。

2.信託報酬が低い

信託報酬とは、管理手数料とも呼ばれる投資信託の手数料のことで、投資信託を保有している間はずっとかかる手数料となります。
投資信託は、運用会社、受託会社、販売会社の3社にこの信託報酬を払いますが、ETFは「販売会社」に支払う必要がありません。そのため、投資信託より支払うコストが少ないです。

3.取引がしやすい

投資信託は、1日に1回算出される、基準価額が決められ、その金額でしか売買ができないのに対し、ETFは上場しているため、株と同じようにリアルタイムで価格が変動しているため、いつでも売買することが可能です。

ETF、株式投資、投資信託の違いについて

改めてETF、株式投資、投資信託の違いを表にしてまとめてみました。株式投資と投資信託のいいとこどりと言われているETFですが、項目を比較することでそのメリットが一目でわかります。

項目 ETF 株式投資 投資信託
上場・非上場 上場 上場 非上場
取引ができる時間 証券取引所の取引時間中 証券取引所の取引時間中 申込期間中の9時~15時
取引価格 リアルタイムの市場価格 リアルタイムの市場価格 1日1回算出される基準価額
取引場所 証券取引所 証券取引所 証券取引所、銀行、郵便局など
ファンド毎に異なる
購入方法 証券会社を通じ、市場で指値/成行注文で取得 証券会社を通じ、市場で指値/成行注文で取得 販売会社を通じ、基準価額をもとに購入価額を算出して購入
コストの安さ
分配金・配当 分配金 配当金、株主優待 分配金

Bitcoin ETFのメリット

ETFの特徴に触れたところで、Bitcoin ETFが可能になればどんなメリットがあるのかを考察してみました。

1.多くの資金がビットコインに集まる

ETFの特性を利用し、小額から分散投資ができますので、投資に自信がない方にも手軽に始められることが出来ます。また、上場という後ろ盾があるので、証券取引委員会が認めた投資商品となれば、安心感や信頼も違ってきます。

2.証券取引所に入金している資金で購入できる

現在ビットコインを入手するには、ビットコイン専用の取引所に入金し、換金したり、売買する必要があります。
Bitcoin ETFであれば、株式と同様で証券取引所に入金している資金を使って、売買することが可能になります。
今までビットコインに対して、怪しいイメージを持っていた方も、投資対象として検討する機会も増えると思います。

3.税制が変わる

ビットコインを直接売買する場合、株式投資の損益と通算したり、有利な税制を利用するのは難しいです。
Bitcoin ETFでの売買の場合、他のETF商品の売買や株式投資と同じ税制を利用できるようになるかもしてません。
税制が変わるということは、ユーザーにとってETFか現物でビットコインを売買する上で大きな影響を及ぼすことが予想されます。

Bitcoin ETFの将来性について

2017年3月11日(土)に、ビットコインに関して世界中で大きなニュースになる出来事がありました。
それは「米SECはウィンクルボス兄弟のビットコインETF上場計画を否認した。」というニュースです。

昨年6月、ウィンクルボス兄弟のWinklevoss Bitcoin Trust(COIN)は方針を変更し、BATSと共にBATS BZXへの上場目論見を米SECに提出し直した。NASDAQからの事実上の鞍替えだった。回答期限は米国時間の3月11日(土)。市場の混乱を防ぐため、慣習的にアナウンスは前倒しされるとの予想だった。

マスメディアの大々的な予想ゲームとは裏腹に、兄弟の悲願は成らない。3年越しの計画が振り出しに戻った。

米SECは否認理由として、市場操作や風説の流布行為を防止する環境が整っていない。投資家や利害関係者を保護する仕組みがないことを挙げた。資金の移動経路を監視出来る仕組みがあるのかも、俎上に上げられた。米国においては規制が整っていないことも理由のひとつである。中国PBoCによる、ここ数ヶ月の過激な締め付けが米SECの決定に影響を及ぼしたのかは、誰にも知る由もない。少なくとも、ハードフォークを示唆する最近の一連の騒動は、市場操作に関わる問題として捉えられている。

ウィンクルボス兄弟の計画はあえなく撃沈したが、その後ろにはグレイスケールらも控えている。一番乗りは誰になるのだろうか。

引用元:BTCN|米SEC、ウィンクルボスのビットコインETFを否認 より

要約すると、ビットコインを上場させるには、投資家保護や価格形成の透明性確保などが必要とのことです。
これらが改善されれば、SEC(米証券取引委員会)に認められ、Bitcoin ETFが実現できる可能性が大いにあります。

現在、ETFではなく、似た金融商品で「ETN」では、既にビットコイン取引サービスとして上場しています。
ナスダック(ノルディック証券取引所)において、ビットコイン価格に連動するETN(Bitcoin Tracker One XBT Provider)が2015年5月に上場を果たしています。

ETNは、「Exchange Traded Note」の略で、「上場投資証券」または「指標連動証券」と呼ばれる上場商品です。
ETNはETFと同様に、価格が株価指数や商品価格等の「特定の指標」に連動する商品ですが、「Note(債券)」の単語が示すように、金融機関(発行体)がその信用力をもとに、価格が特定の指標に連動することを保証する債券であるため、ETFとは異なり証券に対する裏付資産を持たない(必要としない)という特徴があります。
欧米の株式市場では、ETNはETFに次ぐ上場商品として活発に取引が行われています。

Bitcoin ETFのまとめ

Bitcoin ETFの特徴と将来性について説明させて頂きました。まだビットコインをETFとしては認められていませんが、ユーザーや投資家保護や価格形成の透明性確保が実現できれば、Bitcoin ETFを取引できる様になり、分散投資の種類も増えることになります。